MacにOpenJDKをインストールしよう
macOSにJavaが同梱されなくなって、Javaを使いたい時に困ることがあります。
Javaのパッケージもいろいろあり、インストール方法もいくつかありますが、 ここでは、Homebrewを使ってインストールしたいと思います。
Homebrew Formulae
https://formulae.brew.sh/formula/openjdk
インストール
Terminalを使ってインストールします。 記事を書いた時点では、openjdk 20.0.1 がインストールされます。
% brew install openjdk
昔のバージョンをインストールしたい場合はバージョン指定ができます。
% brew install openjdk@17
% brew install openjdk@11
% brew install openjdk@8
環境設定
Intel Mac と Apple Siliconでは、インストール先が異なっています。
移行の時にしっかりハマりました。
Macの機種によって、ちゃんとメッセージが表示されますので設定してください。
設定は、シンボリックリンクを作ればとりあえずは大丈夫です。
Apple Silicon (M1, M2)
/opt/homebrew/
シンボリックリンク
% sudo ln -sfn /opt/homebrew/opt/openjdk/libexec/openjdk.jdk /Library/Java/JavaVirtualMachines/openjdk.jdk
openjdkをPATHの最初に入れる必要がある場合
% echo 'export PATH="/opt/homebrew/opt/openjdk/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
コンパイラがopenjdkを見つける必要がある場合
% export CPPFLAGS="-I/opt/homebrew/opt/openjdk/include"
Intel
/usr/local/
シンボリックリンク
% sudo ln -sfn /usr/local/opt/openjdk/libexec/openjdk.jdk /Library/Java/JavaVirtualMachines/openjdk.jdk
openjdkをPATHの最初に入れる必要がある場合
% echo 'export PATH="/usr/local/opt/openjdk/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
コンパイラがopenjdkを見つける必要がある場合
% export CPPFLAGS="-I/usr/local/opt/openjdk/include"
確認
% java --version
openjdk 20.0.1 2023-04-18
OpenJDK Runtime Environment Homebrew (build 20.0.1)
OpenJDK 64-Bit Server VM Homebrew (build 20.0.1, mixed mode, sharing)